死ぬ時を知る

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貝塚渡は駅から吐き出される人波の中に居た、無遅刻・無欠勤だけが取り柄の男だった… 「あれが貝塚渡か…」 橘もまた、同じ人波に居た 冷たい感じを受けるメガネに白のスーツ、人波の中にいても誰も気付かなかった…彼は誰にも見えてなかった
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