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翌朝━━━━…
俺は実が起きる前に
大学へ向かった
今は実の顔…まともに見れない
「は、隼人っ!!ι」
『ん?俊、遅ぇぞ』
「俺が遅いんじゃなくて
お前が早いんだよ!!ι」
『あー腹へった…』
「話しをそらすな!!ι
……。
実ちゃんとなんかあったのか?」
『………』
「図星…か」
『実に彼氏できた』
「へ~。
……………。
えッツ!!!!?ι」
『〝圭くん〟…だってさ』
「誰だよ!!ι」
『知らねーよ…』
「俺の実ちゃんを~!!!」
『お前のじゃねぇよ!!ι』
「でも…それでなんで実ちゃんと気まずくなるの?
普通は妹の春を喜んであげるでしょ」
『だよな…』
「わかった!!実ちゃんに先越されて悲しいんだろ!!(笑)」
『ちがうよ』
「じゃあ…」
『好きなんだよ』
「え…?」
『俺…実が好きなんだ』
「おま…ッ」
『笑っちゃう?』
「隼人ッ…」
『気持ちわるい?』
「隼人ッ…!!」
ガシッ…!!
俊は俺の肩を思い切り掴んだ
「どぉしたんだよ!?
冗談だろ!?なぁ!!」
『……冗談じゃねぇよ…』
「おま…ッ……。
それがどぉいう事か分かって言ってんのか…!?」
『わかってるさ…痛いくらい』
「隼人!!!」
『それでも!!!』
「……?」
『それでも俺は…
あいつが好きなんだよ…
情けないくらいに…
実が好きだ』
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