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「隼人…ふっ……」
『…？』
「はははははははっ…」
『なに笑ってんだよ』
「お前らしぃわ…」
『…？？？』
「俺はお前が誰を好きでも嫌いにならねぇよ」
『俊…』
「お前はお前だろ？」
『………』
俊の言葉が嬉しくて
言葉に出来なかった
だが同時に
〝好きだ〟と口に出して言ったら
『…ｸｯ……』
涙が出てきた
「隼人…？」
『ごめ……ｯ……』
諦めないといけないこと
分かってるから痛いんだ
『実……ｯ…』
どぉしよぉもないくらい
実が好きなんだ
「……いいんじゃね？」
『……』
「そんなに好きなんだ。
胸はって行けよ」
『胸なんかはれねぇよ…(笑)』
「実ちゃんはこの事…」
『知るわけないじゃん…(笑)』
「そっかぁ～…」
『もぉいいよ、ほら早く大学行こうぜ』
俺は駅まで軽く走った
「お、おい待てよっ!!ι」
今までやってこれたんだ
これからも俺はお兄ちゃんで
キミは〝妹〟━━━…
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