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『実…?』
部屋をノックしようとした時だった
ガチャ…
「ご、ごめんね!!
はや兄ぃお腹すいたでしょっ」
『え…いや……まぁ』
「ご飯にするねっ」
いつもと変わらない笑顔がそこにはあった
『実…お前さ、親がいないこと気にしてる?』
「な、なに言ってんの?
私は平気だよ(笑)」
『じゃあなんで参観日の紙隠した?』
「別に見せる必要ないと思っただけだよっι」
『……』
「はや兄ぃは考え過ぎだよ」
『ん…』
「私は、はや兄ぃさえ居てくれたら…それでいいの」
『実…』
そんな事ゆうなよ…
「ほらっ!!ご飯にしよっ」
『お、おう』
なんでだ?
なんで今まで我慢してこれたのに
なんでこんなに切ない?
━━━━━━━…
━━━━━…
━━…
‐実side‐
参観日…はや兄ぃにばれちゃった
変に気使わしたくなかったんだけどな…
キーンコーンカーン…
「実」
『圭くん…どうしたの?』
「今日のデート…ごめん、行けなくなった」
『えっ!!ιなんで!?』
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