氷中花

1/1

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ

氷中花

儚く消えてしまいそうな君は閉じ込められた 時間という名の檻に 世界から見れば 小さな君だけど ここに在るよ 大切にしたい 優しくしたい 守ってあげたい どれも真実 でも 時々… ほんの少し 羨ましい ほんの少し 妬ましい そう思うのも真実 いっそ壊してしまおうとも考えた その方が楽だと思ったから 後悔… 壊したものを直すのは簡単じゃない 壊してから気付くこともある 知っているからこそできない そのうち君には触れなくなっていた自分がいる 儚い君は触れるだけで壊れてしまいそうで怖い もう一度触れたい でももう遅すぎた 君に触れる事は叶わなくなった 後悔… 心の崩壊 Dead or Dead あなたならどうした?
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加