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お通夜…
場所はおばあちゃん家から遠くない…
記憶は曖昧だけど、とにかくたくさんの親戚や祖母の知り合いが来る…
立派な仏像とかロウソクがならびおばあちゃんを守っているみたい…
お通夜が終わり、僕ら家族だけそこに泊まる事に…
親父は仕事の後そのまま来たので眠いと言い寝ている…
僕も同じだったけどあまり寝つけず、おばあちゃんの傍へ…
そこに母がいて三男と話しをしている…
次男と妹も寝ているみたい…
母と三男が話しているところへ僕が歩みよる…
母は三男と僕に大事な事を教えてくれた…
「ロウソクの火はおばあちゃんが天国へ行くのに迷わないように見てないとね😃
おばあちゃんが天国行けなかったら可哀想でしょ?」
僕と三男は刻々と頷いてロウソクの火が消えないようにジッと見続ける…
そうすると母が僕らに言う…
「おばあちゃん…幸せだったと思うよ😢
こんなにあんた達に愛されて…
ずっとお前たちと一緒にいたかっただろね😢」
この一言に僕も三男もうるうるし始める…
いつもなら口五月蝿い母の言葉もこの時だけは妙に説得力があった…
そして僕と三男は朝までおばあちゃんを守った…
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