133人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「おぉ💦おかんか?俺は平気なんよ…ってかそれどころじゃないだろ💦ばあちゃんが死んじゃったって本当に?」
母は少し涙声になり僕に結果だけを告げる…
「………うん😢おばあちゃんね😢頑張ったんだよ😢でも私達着く前に天国行っちゃったみたい………」
母から…電話口に聞き僕はどうすればいいかわからず、ただ母の指示を無言で聞くだけ…
正直…実感が湧かない…
たぶん悪い冗談だとしか思えなかった…
ただ母から仕事終わったら、そのままおばあちゃんの家においでと言われた事だけ頭に入れて…
呆然と仕事をしながら考える事はおばあちゃんの事…
まったく意味がわからない…
人の死を考えた事などない…
ましてや身内が死ぬなんて…
不思議と悲しい気持ちはあっても涙は流れない…
なんでかな?
大好きなおばあちゃんが死んだって聞いたけど信じてないからかな?
でも本当なんだよな?………
僕の行動は勝手に動いていた…
まだ仕事中だったけど、やってられない…
すぐに上司へ事を話す…
あっさりと帰れと告げられる…
っというかもっと早く言いに来いと言われた…
どうやら僕は常識すら忘れていたらしい…
最初のコメントを投稿しよう!