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上司に早退を告げると自分の車に乗り、親父にTELをする…
この日は僕と親父が仕事で他の家族はみんなおばあちゃん家に集合していた…
「もしもし?親父…聞いた?ばあちゃんの事…」
「あぁ…さっきお母さんから電話あって聞いた…お前仕事は?」
「…上司に言ったら早退して、すぐに行けってさ……俺どうすればいいん?」
などとこれからの事を親父と相談…
親父は朝方に帰るから僕は家で待機との事…
家に帰り…誰もいないリビングにただいまぁ…と言ってみた…まぁ当然帰ってくる言葉はない…
無性に寂しい感覚になり携帯を開けてみた…
ゲームのサイトで暇つぶししたり、友達に✉を送ったり…
気がつくと朝になり親父に揺さぶられ起こされる…いつの間にか寝てたみたい💦
親父は帰ってくるなり喪服を用意する…
親父はただ黙って着替えている…
僕もただ着替え…親父の準備を待っていた…
親父は手に母の喪服と兄弟達の制服などを持っている…
そっか………あいつら私服で行ったんだもんな…
準備が整い車に乗る…
親父が運転…僕は助手席…
行く途中親父が睡魔に襲われないように雑談しがながらおばあちゃん家へ…
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