地球まで半年!

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悪魔のデスシップは、より地球に接近しつつ、残り14日 7257万6千キロの距離までに接近。この時期になると、彗星でなく小天体の接近だと確認でき、地球に飛来する事が科学者の軌道計算と天文学等の発表で明らかになった。 また、小天体の分析をした結果、金属的物質も多く含む事も明らかになる。 この事から、小天体は大気圏で燃え尽きる事なく地上に落下するか、大気圏で爆発するかして、隕石となる事もはっきりしてきた。 落下地点は、日本の四国で香川県高松市の山林とまで割り出した。 この頃から、アマチュア天文学や科学者、天文学者などが湧き立ってくる。 その中の一人、アマチュア天文学の『間藤 恵』(マトウ メグミ)奈良国立女子大学、物理科学科の4年生、年齢22歳の日本で、一番最初に小天体を発見した人物、恵は奈良県から四国に向かっていた。
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