アスカ1年たって

4/5
131人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
「冗談よ。でも、しそうになったのは本当でしょ?」   シンジはバツの悪そうに   「…う、うん…」   「どうしてキスしようと思ったの?」   なおもアスカはイタズラっぽく聞いてくる。   「へ?…いや…あの時は、アスカが、寝ぼけて僕の隣で寝ちゃって…アスカの寝顔見てたら…とてもキレイだった…から…。」   「うふっ、ありがとう。」   アスカはシンジの肩に 寄り掛かりながら言った。   「やっぱり、ここに来て良かったわ。だってシンジと出会うことが出来たんだもの。…シンジは…?」   「ここに来て、初めは嫌なことばかりだったけれど…アスカに出会えて本当に良かったと思う。」   「ねぇ、明日どこか出かけましょうよ。」   「うん、いいよ。でも、どこに行くの?」
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!