第2章

6/9
前へ
/83ページ
次へ
遥香ちゃんは 俺の顔を見るなり、 すげー嫌そうな顔をした。 あ~…そういえば 俺の事だいっきらいだって 噂があったっけ… 「あの…な、何?」 先に口を開いたのは 遥香ちゃんだった。 さっそくタメ語とは… 本当に嫌いなのか? 俺の事… 俺は遥香ちゃんに 近づくと 遥香ちゃんが下がった。 俺は歩くのを止めずに 遥香ちゃんを壁に追い込んだ。 「だから、何?」 かなりの強め口調で 言われた。 「やっぱり……」 俺は歩くのを止めた。 「……へ?」 不思議そうな顔をしている 遥香ちゃん。
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

267人が本棚に入れています
本棚に追加