第1章

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あたしは壁に当たった。 「だから、何?」 あたしは強めの口調で 言った。 「やっぱり……」 野村はあたしに近づくのを やめた。 やっぱり? なんのこと?? 「……へ?」 「俺の事嫌いなんだなって」 「あぁ…まあね…」 「なんで嫌いな訳?」 野村はあたしを 見て言ってきた。 噂で聞いた悩殺アイズをして… 悩殺アイズで女を落とす、 これは野村の技らしい… 「その目とか…無理…」 あたしは馬鹿だった。 野村を逆に 挑発してしまった。
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