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「おもしろいじゃん…」
そう言ってあたしの
目の前に来た。
すると野村は
あたしの髪の毛に
触れてきた。
「やめてよ!!!!」
思わず野村の手を
はらいのけた。
あたしは顔を上げる事が
出来ず、そのまま
逃げようとした。
「待てよ…」
後ろから
野村の声がした。
「お前、何様な訳?」
明らかに怒ってる声。
どうしよう…
あたしは黙り込んでしまった。
「俺の事、嫌いなんだろ?」
「…………あ…え?」
「なら…」
「好きにさせるまでじゃん」
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