4人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
―いつもと同じ朝
―いつもと同じ部屋
―いつもと同じ城
―いつもと同じご飯の味
こんなにも爽やかで素敵な日は無いでしょう
だって…今日からもう戦は無いのだもん……
なのに…なのに
黒朱「不味いんだよ!!もっと美味いモン出せねぇのか!!?」
綺羅「黒朱!?人が作った食べ物にケチ付けないでよ!!大体、貴方味覚おかしいんじゃない!?サンちゃんのこんなに美味しいご飯を不味いだなんて!!」
テーブルをバンバン叩きながら怒鳴る黒朱に私は更に大きな声で怒鳴ってやった
黒朱「あ゙ぁ!?不味いモンは不味いンだよ!!俺様ならな、もっと…蝙蝠の羽根やら目玉やら…入れてンぞ!!?」
綺羅「生憎…こっちではそんな悪趣味なご馳走用意してないの!!食べたかったら自分で作れば良いじゃない!!」
黒朱「作りたくともテメェが作らせねぇんだろぉがッ!!」
綺羅「私達の城でそんな悪趣味なモノ作られたらたまったもんじゃないわ!!自ら城の復旧に加わって、早く城を建て直して自分の城で作れば良いでしょう!!!?」
黒朱「ハンッ、この俺様が自ら復旧に加わる!?…ンな面倒くせぇ事出来っか!!」
最初のコメントを投稿しよう!