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綺羅「貴方ねぇ……それでもリーダーなの!!?そんなんじゃ、黒の先が思いやられるわ!!」
黒朱「テメェに言われたかねぇよ!!テメェみたいなのがリーダーだと白もいつか全滅だな」
嘲笑うかの様に鼻で笑う黒朱に綺羅は段々と怒りを募らせていく
黎「まぁまぁ…お二人共、どちらもどちらで…リーダーとしては欠けてますよ。食事時に怒鳴る事自体がおかしいです」
ニッコリと黒い笑みを浮かべながら二人に言うのは暁 黎
綺羅・黒朱「ぇ…ぁ……すみません」
リーダーでも黒い笑みには勝てない。一番最強なのはこの男なのかもしれない。
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カチャリカチャリと皿とスプーンがぶつかりあう音が城に響く
あの二人の怒鳴り声が無ければ城の中はほとんど静かだ
いや、それも食事中の時のみだな…
サントゥラ「ご馳走…様……でした」
慣れない言葉を発しながら手を合わせて軽く頭を下げるサントゥラ
綺羅「ぁ、サンちゃん…もう一回、おかわり良い?」
苦笑交じりに微笑みながら空になった皿をサントゥラに差し出す綺羅
サントゥラは可愛らしい笑みを浮かべながら皿を受け取り「うんッ」と言い、キッチンへと向かった
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