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数分後。🐤🐤
茜「たッ、ただいま~」
走りすぎでゼィゼィ。
日頃の運動不足が原因ですね。
大「何?それ」
先輩が、手に持つ袋を指差して訝<いぶか>しげに聞いてきた。
茜「えへへ。カテキョ代はお金がないので~ジュースを代わりに~」
ハ~……
ごめんなさい……
ため息の意味は分かってます。
でもしばらくして許していただきましたっ(`□`)ゞ
大「で…何?」
茜「あ、えとっオレンジジュースですぅ」
ジャーン!!みたいに取り出してみせた。
そしたら、なんでオレンジジュースをチョイスしたんだ、って。
茜「それは~まぁたくさんあるんですよ!!それはもぅ腐るほどに~」
大「そんな好きなのか」
そぅ言ってカチャっと口を開けて、一口飲んだ。
それを見てちょっぴり安心しながら話しはじめた。
茜「好きってほどてはないんですけど。
……お母さんの思い出なんです。
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