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それから朝一で、私の所に蛍お姉様の死が伝えられた。
神流[うそ‼‼蛍お姉様が死ぬはずない‼‼]
兵隊A[神流様…気持ちは充分分かりますが…。真実なのです]
神流[っ…]
兵隊A[とにかく私に着いて来て下さい]
神流[分かった]
そう言って、とにかく私はついて行った。信じない‼蛍お姉様が死んだなんて…
?[来たのだね…神流]
神流[父上⁉⁉]
そう、この人は…父上の陵〔リョウ〕そして、この御峰〔オトミネ〕家の殿方。
陵[神流…こちらへ]
神流[⁉蛍お姉様⁉]
でも、それから…私から声がでる事はなかった。もちろん、足も前に進む事もなかった。なぜなら、私の目の前に居る蛍お姉様は…青白い顔していて、息はしていなかったのだから。
それが、分かった瞬間、私は泣く事しか出来なかった。
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