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……そう。
直太と気持ちが繋がった、次の日。
私は、亜以子チャンにすぐさま報告した。
まずは、入院していない事と、彼女の早とちりを、報告。
“だって木田さんが、意識不明って言ったんだもん”と、彼女は少しむくれたけれど。
それはご愛嬌。
次に。
直太と気持ちが一緒で。
お互いの心に、お互いの気持ちが届いたって事を報告した。
「なに?どうやって?どんな話して?」
なんて、興味津々で聞いてくる亜以子チャンに。
私は照れを交えながら、ありのままを話したんだけど。
「んで?好きーとか、付き合おうーとか、そういう言葉は?」
の問いに。
あぁ、そういえば言ってないかも、なんて。
その時に、私も気付いて。
「何それー!!そんなの有り得なーい!」
……と、亜以子チャンからの非難を受け。
今日に、至る。
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