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充とバイバイしてから友達は私に、こう言った。
「ねぇ!あの人、超カッコよくない?彼女いるよね?」
「今はいないよ」
「マジ!?じゃあ私、狙ってもいい!?」
私の心臓がドクンと言った。
確かに今までイケメン・アメ車乗りの充と一緒にいる事が自分のステータスでもあり自慢でもあった。
私も充を『友達』以上として見ていなくて、それでも何故か一緒にいる事が当たり前だった。
もし、この友達と充が付き合ったら、こんな風に遊べなくなる。
そう考えると物凄くショックだった。
変な話、友達と充がチューする所とか想像すると胸が締め付けられる想いだった。
《私、充の事が好きなのかも…》
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