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そんな中…
私が妊娠しているかもしれないという状況になった。
トシは前から、もし私がそういう状況になったら…
一緒にいる事は無理かもしれないと言っていた。
素直に祝福して、応援したいし、その為に自分は離れるかもしれないと…。
私はトシを失うのが怖くて…言うかどうか迷っていた。
まだハッキリした訳じゃないし…。
でもハッキリするまでの間、どうしても一人で色々な事を考えてしまう…。
どうしても一人で抱え切れなくなって…
私はトシと電話をしている時に打ち明けた。
トシはそんな大事な事は電話でする話しじゃないから、明日少しでイイから会って話しをする時間を作って欲しいと言った。
そして次の日…。
この日が二人の始まりの日になった。
始めてしまった。
間違ってる事も…
これからたくさんの障害がある事も…
どんな想いをするのかも…
私は全て分かっていたハズなのに…。
どうするべきかよりも…
どうしたいかを優先させてしまった…。
でも…
私なりに苦しんで…
悩んで出した…
この時の決断を…
この先、決して後悔する事のない様に…。
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