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でも、時間ってのは毎日流れていて…真希の心も着実に俺の知らない世界へと動いていた。
分かってたよ?
『友達』って宣言されたあの日から真希の心なんて。
『もう、俺達が恋人になる事はないんだ』
本当はちゃんと分かってたよ。
けど、どうしてもそれを受け止める事が出来なかった。
あまりに悲しくて、怖くて…全てに対して背を向けて来たんだ。
知りたくなかった…真希の新しい道。
どうにかしてでも、その事から逃げたくて仕方なかった。
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