夏の終わり…

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…時間は瞬く間に過ぎて… 「もうこんな時間かぁ…」 「そろそろ行きますか?」 店を出て歩きながら話す… 俺はどうしても聞きたい事を聞いた 「そういえば、どうして彼と別れたんですか?」 彼女の表情が曇る… 「実は…私は本命じゃ無かったんだよね… 結局それがわかるまで、私は遊ばれていたんだ… ホント、バカみたいだね… 1人浮かれちゃってさ… 私は彼にうまく転がされていたんだよ…」 今にも泣き出しそうな声になりながら話す姿に胸を打たれてしまう… 「ごめんね… 俺が聞いたばっかりに…」
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