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目を開けると――
辺り一面が桜、サクラ、さくら
?1「――此所は?」
?2「どうやら何かのゲームの世界に入ったようだな」
?1「まぁ何でもいいさ。…さてこの世界にはどんな愛があるのかな?」
?2「全く…お前みたいな奴は初めてだ!『いろんな世界の愛を見たい』だなんてな。」
?1「…お前は俺以外にも力を渡した事があるのか?」
?2「…まぁな」
…深くは聞かないでおこう
?1「ん?なんかあっちから違和感を感じるぞ。」
?2「行ってみるか……アレっ?お前の名前なんだっけ?」
?1「俺は秋山裕司だ!…お前は?」
?2「馬鹿(ばしか)だ」
裕司「なぁバカ?なんで今さら自己紹介?」
馬鹿「バカって言うんじゃねー!一応神だぞ!なんで自己紹介か?読者に説明するためだ!」
裕司「んじゃ行こうか~」
馬鹿「スルーかコラ!ちょっと待てよ~」
最初の世界は
とても儚くて
まるで夢の中にいる
そんな錯覚さえしてしまう
三日月の形をした島だった
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