開戦

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 各都道府県で100人ずつにある紙が配られたのは、総理の発言から1週間後のことだった。  この物語の主人公のいる宮城県にも配られた。 紹介しておこう。この物語の主人公矢崎宏六(やざきひろむ)だ。      宮城県:矢崎家 矢崎「んだよ、これ?」  郵便受けにはなぜか防衛省からの封筒が入っていた。 矢崎「あ?なんだよ、親父悪い事でもしたかな?」 いらいらしながら宛先を見た。 しかし、そこには自分の名前が書かれていた。
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