143人が本棚に入れています
本棚に追加
/227ページ
その日のうちに韓来達は範の街を占領。戦いの準備を始めた。
韓来の屋敷―
陳亮「範は簡単に占領できましたな!」
韓来「はい。」
伊琉「次はいかがします?」
韓来「まずは沼丹(ショウタン 範がある地域を治める都市)の軍が動き出す前に軍備を整え、沼丹を落としましょう。」
馬盛「我らは何をすればよろしいですか?」
韓来「はい、馬盛殿は敵地の偵察をお願いします。」
馬盛「はっ。」
韓来「伊琉殿は募兵をお願いします。今はひとりでも多くの味方が必要です。」
伊琉「わかりました。」
陳亮「俺は?」
韓来「陳亮殿はとりあえず範の防備を固めてください。」
陳亮「了解!」
韓来「私は武具と兵糧の調達をします。それでは皆さんよろしくお願いします。」
一同「ははっ!」
解散しようとしたその時
伊琉「あ、韓来殿!」
韓来「ん?なんですか伊琉殿。」
伊琉「韓来殿はこの軍の大将で、我らはその配下。我らのことは呼び捨てにして頂いて結構です。」
韓来「そうですね、わかりました。」
伊琉「あと、言葉遣いもです。」
韓来「わ、わかった。」
伊琉「そうです。」
陳亮「大将にはどっしり構えていてもらわなくちゃな!」
一同はそれぞれの任務に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!