第三話

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雄介は美恵子の家まで送っていた。 『じゃあね』 『ああ。またな』 美恵子は家に入った。雄介は手を振った。 美恵子は『家にあがってく』と言ったが、時間的に寄る時間はなかったので断った。 美恵子は残念そうな顔をしていた。 断るべきではなかったかな? でも時間も時間なんだよ。 時間は6時だ。 遊べる程時間は残されていなかった。 『まあ美恵子なら許してくれるだろう』 雄介は自分の家に帰った。
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