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『また明日学校でね』
『ではまた』
美恵子と恵は玄関まで来て手を振っていた。
美恵子と恵を説得をするには骨が折れる。
俺が『帰る』と言っても美恵子も恵も中々引き下がらない。
『じゃあ。また明日な』
雄介はドアを開けて美恵子の家から出た。
『いっちゃたね。お姉ちゃん』
『泊まってもよかったのにね』
美恵子と恵は玄関に背を向けた。
美恵子の父親はちょうどよくリビングから出て来た。
『ご飯が冷めてしまうから早くしなさい』
『はい~』
『わかった』
美恵子と恵は返事をして、二人はリビングに向かう。
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