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おじいさんとかぐや姫は
2人で並んで歩き
家に着いた。
おじいさんが家の戸を開けた瞬間……………
ガタガタァァァァァァァ
と物凄い騒音がして、
棚が倒れてきた。
棚は囲炉裏の上に倒れて
近くにあった薪に引火した。
おじいさんの家は
瞬く間に火に包まれた。
おじいさんとかぐや姫は
ハッとし、火を消す努力をした。
【おじいさん、退いていて下さい。私が火を消します。】
かぐや姫は、
おじいさんにそう言うと
息を1吹きし、火を消した。
【おじいさん、これでもう安心ですよ。】
『おぉ!かぐや姫、ありがとう。』
おじいさんがホッとしたのもつかの間に、
【おじいさん、今の棚が倒れてきて火が移ったのは、誰かの仕業かもしれません…………】
『なぬっ!!今の事は誰かの陰謀と思うのか………?』
【はい……………。今の事はあまりにも不可解だと思います。】
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