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おじいさんがとかぐや姫は
その包丁のしばらく見つめた後、
おじいさんが突然言葉を発した。
『かぐや姫よ、最近不可解な事ばかり起こるのぉ。
わしは、とりあえず、飯の支度をするよ。』
【あの、お手伝いします。】
かぐや姫がそう言うと、
おじいさんは微笑み、かぐや姫と一緒にご飯の支度を始めた。
2人とも無言でご飯を作っていた。
台所には
トントントントントントン…………
という音だけが響いていた。
そして、ご飯を作り終わり、
2人は何事もなかったかのように、作ったご飯を黙々と食べた。
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