恋のジカク
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高校に入学して数ヵ月後。丁度夏休みを目前に控えた初夏に、私は自分が恋をしている事を自覚した。 別に、それが初恋だった訳ではないけれど、それでも一度自覚してしまえば心も体も正直なもので。その人の姿が視界に入るだけで心拍数が上昇し、もっとその姿を見ていたい、近付きたいと痛いような熱いような感覚が胸の辺りを刺激する。 ああ、これは重症だなぁと、四時間開始のチャイムの音とほぼ同時に私は溜息を吐いた。
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