プレゼント

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「悠太が悩むなんて珍しすぎっ♪この僕に言ってごらんなさいっ!」 『言うか馬鹿。』 「ちょ、酷くねっ!?僕のプラスチックのハートが…」 『頑丈じゃねぇか。』 あ、そっか! とか笑いながら言いやがる。 これで狙ってないんだから本当の馬鹿で天然というものなんだろうな、コイツ。 「悠ちゃーん、晃くーん!」 「あ、僕のマイスイートハニィ!!」 『凌、どうした?』 コイツも幼馴染みの赤城凌[アカギ リョウ]。 女だけど、幼馴染みってだけあって普通に話せるヤツだ。 かなり演技が上手くて尊敬しちまう、コイツには。 オレには絶対真似とかできねぇし。 「アタシ、カッコいい人発見しちゃったv」 「え、僕じゃないの?」 『何寝ぼけた事言ってんだアホ。』 「悠太酷い!僕泣いちゃうゾ☆」 「『キモッ』」 「なんかスイマセンでした」 オレは思った。 コイツ(凌)が居れば最強だ、と。
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