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「顔が赤くなってたって言ってたけど、もしかして沙羅の裸でも想像しちゃったの?」
「なっ! ち、違うよ! ただ少し暑かったから……!」
「あははっ。もう、ヒロのえっち」
玲奈はいたずらっぽくそう言うと、ふわりとその滑らかな髪をなびかせ、俺の胸に飛び込み、
「れ、玲奈?」
その柔らかな体で俺に抱きつく。
同時に「あっ!」という如月さんと間宮さんの声が重なって聞こえた。
「ちょっと玲奈!」
「玲奈さんばっかりずるいです!」
「あははっ。早いもの勝ちだよー」
「……玲奈、俺は物じゃないよ」
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