「いつも笑顔の君に」

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何度目の恋心だろうか。 何気ない君の優しさに、いつしか想いを寄せていた。 いつも前向き、いつも笑って。 そんな君に何かを感じ、気付けば側に居てくれた。 何の為に生きているのかすら、わからない自分に答えをくれた。 叶わぬ恋かもしれないけれど、ただの夢かもしれないけれど、いつも笑顔でいてくれる君に幸せを願いたい。 運命と言う名の出会いであると、僕は静かに君を想い続けたい。 いつしか君はいなくなった。 笑顔で話す君はなく、過去の想いが残される。 いつかは無くなる、いつかは忘れる。 そんな想いに気持ちは沈み、気付けば涙を流してた。 こんな現実信じたくなく、止まらぬ涙が雨を降らせた。 気付かぬ恋かもしれないけれど、儚い想いかもしれないけれど、いつも笑顔でいてくれた君に想いを伝えたい。 時間と言う名の宿命であると、僕は永久に君を想い続けたい。 久遠の願いと想いを空に、いつしか時代を超えようと、忘れぬ笑顔を胸に抱えて、また出会うその日を信じて。 また出会える事を夢見て。
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