恋は突然…

6/35

28人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
「離れろ!ってか触るなぁぁ!!」 そう言っても離れない咲夜。 このままではまずいと思った俺は無理矢理に咲夜を引き離した。 「……バカヤロー!」 理性がぶっ飛びそうになりかけていた俺は、捨て台詞を吐いてリビングに走って行った。 リビングに行くと、朝食が準備されていた。 俺は朝食を食べ、学校に行く準備を済ませた。 「お前達は朝から元気だな」 いきなり父が笑いながら言ってきた。 「気付いてたなら助けてよ」 「それは無理だ」 即答かよ…てか自慢気に言うんじゃねーよバカ親父。 「学校から帰ってきたら続きしようね」 「やらねぇよ。よし、行ってくるわ」 咲夜の話を軽く流し、母が作った弁当を鞄に入れて、学校へ向かった。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加