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一人変な事を考えながら、のんびりと学校へ向かっていると、前方から人らしきものが猛スピードで突っ込んできていた。
「みーずーきーー!」
叫びながら俺の前でダイブをしてきやがった。
俺はそれをヒラリと華麗に避ける。
すると、どうだろうか。
ダイブした奴は見事ヘッドスライディングをしていた。
しかもコンクリートの上で…
うわぁ…痛そうだ…っと思っただけで、俺は再び学校へと向かう。
「ちょ…置いてくなよ…」
ダイブした奴はフラフラしながらも、立ち上がったっていた。
「おはよ。駿。早くしないと遅刻だぞ」
何事もなかったように挨拶をする。
「少しは心配しろよ!」
何故か怒ってる駿。
こいつは、鬼頭 駿(キトウ シュン)
俺と同じ高校二年。しかも同じクラスだ。
金髪で少し長めの髪。
耳にはピアスが三つ程ついている。
結構筋肉質な体型。
先生達も怖がっているぐらいの不良だけど、本当は優しい奴。
捨て猫がいたら拾っていきそうなぐらい優しい奴なんだぜ?
結構イケメンなんだが……変態だったり…。
ちなみに俺の親友だ。
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