この街の時間

に

最近おばぁちゃんが元気なぃの
おばぁちゃんは夏バテだって言うんだけど
心配だった
「花火大会？」
「行くでしょ？もちろん嵐も行くわよ」
行きたぁ～い！
でもおばぁちゃんをあまり１人にはしたくなぃんだよなぁ…
「行かないの？」
「行く！」
「浴衣着てくるんだからね！」
約束しちゃったぁ…
夏休みの間だけ！
約束するからね！
「虹夏！」
「花…」
「久しぶり」
隼人くん…
「浴衣可愛いよ☆」
「花には勝てなぃよ」
私は花と隼人くんて別れて待ち合わせ場所に向かった
「可愛いじゃん」
「嵐…見直した？」
「虹夏はいつだって可愛いよ」
えっ…？
「あれ？他は？」
「４人だけよ」
「花梨…えっ？」
「私と虹夏と嵐と拓哉だけよ」
花梨は拓哉が好きだった
嵐と拓哉は仲良しだから
さすがだよ…
「焼き鳥買って来たよ」
嵐と拓哉がいつの間にかいなくなったと思ってたら…
「ありがとぅ！虹夏も食べようよ」
凄い人混みだった
私ははぐれないよぅに嵐の後を必死に追いかけた
「はぐれたな」
えっ…？
あれっ？
花梨と拓哉がいなかった
「いっか」
いぃの？
いぃのかな？
なんて考えていたら嵐ともはぐれちゃったの