ほんの少しの勇気から

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オレアちゃんが わたしたちと変わらないくらい、 上手に話せるようになっていたころ、 放課後わたしが、いっしょに帰ろう、というと、 「今日は先生と、書き取りの勉強するから、残るの。」 とオレアちゃんがいいました。 一年生用のドリルを見て、わたしは聞きました。 「オレアちゃんはもう大きいのに、一年生のお勉強からするの?」 「わたしのお父さんとお母さんは学校に行けないから、わたしが覚えて、お父さんとお母さんに教えてあげるの。」image=166237023.jpg
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