ほんの少しの勇気から

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「オレアちゃんのお父さんとお母さんは、 どうして言葉がわからない、この国にきたの?」 「お父さんは、戦争がないこの国で、 わたしとお母さんに、安全な生活をさせたかったんだって。 わたしが生まれた国には、 この国からたくさんの人たちがきて、 病院や学校で、みんなを助けてくれていたの。 だからこの国の人たちは優しくて、 平和で豊かなところなんだろう、って、 わたしの国の人たちは、みんな思っているよ。」 わたしは自分の国がほめられた気がして少してれて、 それからうれしくなりました。
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