44人が本棚に入れています
本棚に追加
女の子を連れて行った所で、龍神に向かい、一人の少年が叫んだ。
「な‥‥ナイトさんっ!!」
少年は、龍神の方へ駆け寄ってきた。そして続けて言った。
「僕です!天草正義(アマクサ タダシ)ですっ!!」
龍神は何がなんだかよくわからなかった。
しかし、正義は決して迷いのない、まっすぐな眼をして龍神を見ていた。
龍神は、正義が自分の記憶を取り戻す鍵のように感じた。
{ナイト…、それが俺の名前なのか?}
龍神は正義の方を、見て黙り込んでいた。
正義はあくまでも、龍神のことをナイトと呼んでいる。
龍神は正義に話を聞く事にした。
最初のコメントを投稿しよう!