第一章・魔導の戦士、龍神

3/3
前へ
/114ページ
次へ
女の子を連れて行った所で、龍神に向かい、一人の少年が叫んだ。 「な‥‥ナイトさんっ!!」 少年は、龍神の方へ駆け寄ってきた。そして続けて言った。 「僕です!天草正義(アマクサ タダシ)ですっ!!」 龍神は何がなんだかよくわからなかった。 しかし、正義は決して迷いのない、まっすぐな眼をして龍神を見ていた。 龍神は、正義が自分の記憶を取り戻す鍵のように感じた。 {ナイト…、それが俺の名前なのか?} 龍神は正義の方を、見て黙り込んでいた。 正義はあくまでも、龍神のことをナイトと呼んでいる。 龍神は正義に話を聞く事にした。
/114ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加