第1章 出会い

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「なぜ泣いてるの?悲しいことがあったの?」 そこには 見たこともない人が立っていた 少し幼い感じの少女 僕を見ながら微笑んでいる ここは僕の夢のなか 予想外な夢を見たのは初めてだった 僕の夢は いつも真っ白 何もない 僕が何か想像したら それが現れる それだけの夢 だから 僕はいつも誰かの夢しか見ない 泣いている時意外は 僕が泣いている時 そこに 他人が現れることはなかった この瞬間までは
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