第2章 夢の中へ

10/13
前へ
/102ページ
次へ
声が聞こえてきた 「今日は早いね。学校行かなかったの?」 この柔らかい笑顔に会いに来たんだ そう言いたかった そんな勇気ないけど いつもとは違う風景が 目の前に広がっていた 見たことのない 公園 とても広い どこまでも続く 広い公園 「学校はちゃんといかなきゃ。元気なんだから」 ゆいは微笑みながら 公園の一角のベンチに座っていた
/102ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加