第3章 トラウマの中へ

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「あいつの家いこうぜ!俺らも一緒に言ってフォローしてやるから」 いい友達をもったと思った 少し勇気が出てきた 幸夫も分かってくれる 期待に胸を膨らまし 幸夫の家へと向かった 私は 一人で立っていた 幸夫の家の前に みんなの気持ちは嬉しいけど 一人で来たかった 私に会うまでは 幸夫も一人だったと思う だから 助けを借りるのはここまで きっとうまくいく そう思っていた このときまでは
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