第1章 出会い

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高校に入ってもうすぐ2ヶ月はたつ 7月が来る前に 僕はある決意をしていた 部活に入ろうと思っている ネット内の友達に相談したところ 部活に入ったらどうかという話になったからだ 僕がはまっているネトゲーで 「シドンアタック」 というシューティングゲーム 通称SA SA内には友達は多かった ただ学校にも友達ほしい だからそのことを相談したのだ SA内の人たちは自分に優しい 時に厳しい 顔も見たことない、名前も知らない だけど、信頼を感じた 友達のいない僕には 唯一の支えだった 顔を見ないからこそ 心が見えるのだろうか 固定概念が生まれないから 素直に接せれるのだろうか 今の僕には唯一の友だ
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