女神リューネの恋

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 困ったリュオンは死の神に命じ、男の魂を『星』にして空へ上げさせました。星の川の畔に輝く星として。  リューネは永遠に愛する男と居られるようになり、神殿から出ました。リューネが神殿から出たので、川の再び流れは穏やかになりました。  そして彼女は愛する男といつまでも幸せに暮らしたのです。  夜の星空の中、星の川の畔に輝く明るい星が見えたら、それは女神リューネの愛した人なのかも知れません……
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