プロローグ

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
「本当にいいんだな?」 蒼い髪に蒼い瞳の男が綺麗な目に涙を流しながら言った。 「なに泣いてんだよ?綺麗な顔が台無しになるぞ。人が1人死ぬことによってお前達、世界、あと…カンナを守る為なら覚悟は決まってる」 黒い髪に黒い瞳の男が微笑みながら言った。 「わかった…封印の儀式をやる前に何か伝えておきたい言葉はあるか?」 赤い髪に黒のメッシュが入った男が手を固く握り締め涙を浮かべながら聞いた 「カンナに約束守れなくてゴメンって伝えといて…あと、愛してるって」 「わかった…絶対に俺達が責任を持って伝えとく…」 蒼い髪が風で流され涙が頬を伝って地面に落ちた。 「じゃあお別れだな、みんな元気でいろよ…」 微笑みながらも涙を流し手を振った その数日後、世界を滅ぼす紋章魔法、GLAYBが発動されるもある男の犠牲により世界は守られた。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!