病弱なちみっこ。

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幼少の自分は男の人が怖くて、常に母親の後ろにしがみついて隠れてた。 父親ですらただ見た目だけで怖くて、よく泣いてた気の小さいお子様。   じぃちゃんと父親の兄はヤクザ顔なのに、この2人だけ何故かなついてた。     じぃちゃんによく海に連れてってもらった。 貝殻拾ったり、カニ捕まえたり、綿アメ食べたり、味噌田楽食べたり。       でも、 じぃちゃんはすぐ他界した。     皆が何故泣くのか、 幼少の自分には全く意味がわからなかった。
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