長門有希の仮病1

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こう言われるだろうと思っていたが・・・俺は本当にこの告白を了承していいのか?と思ってしまった。確かに長門は容姿や内面も全てを見て申し分なしだ、・・・しかし俺は今まで長門をSOS団の頼れる仲間と見ていて長門を恋愛対象として見ていなかった、だから俺は判断に迷った。 「・・・・・・。」沈黙している俺を見かねたのか、長門は 「貴方が私を恋愛対象に見ていないのはわかっている・・・。」「だから答えがだせないのもわかってる・・・」「でも・・・私は貴方がここでもし断っても貴方を恨むつもりも、危害を加えるつもりもない、・・・でも。」すると長門は一点の曇りもない目で俺を見て長門とは思えない強い声で 「貴方が好きという心は死んでも変わらない。」 ・・・長門がここまで真剣に俺の事を思っている。それなら俺は、長門に対して答えを出さなければと思い、俺は長門に自分の答えを伝える 「長門、お前少し熱があるんじゃないか?」俺はそんな嘘を言いながら長門の顔に自分の顔を近づける、長門はきょとんとした顔で「私の体に異常はな―――!!」長門は自分の言葉を言い切れなかった。何故かって?簡単なことさ、俺が長門にキスしてるせいだ。 「///・・・ずるい。」長門の顔が赤面してるのが多分俺じゃなくともわかるだろう程に変化していた。「これが俺の返事だ、長門。」俺は長門の告白を受け入れることにした「・・・そう。」 「ありがとう。」
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