第2話 急襲!ガ〇

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ケイゾウ『………。』 ケイゾウは暫く考える。 きらり姫『…正面突破しかないでしょうね。』 もう、ケイゾウ達は迂回する時間も無く、 それほど、極秘任務を達成せねばいけなかった。 ジルハ『…だけど、あの兵士の数、半端じゃないわ!殺られちゃうかも!?』 ジルハは不安げな顔でジークを見つめる。 ジーク『無問題!俺の範囲魔法でやっつけてやるから心配しないで。』 ジークは自信満々に言った。 ケイゾウ『…やはり考えたが、正面突破しかないな。ここまで無事に来れたんだ。』 きらり姫『…だね。一気に駆け抜けて、領域内に入ったら直ぐ様行方をくらましましょう!』 きらり姫がそう言うと、ジルハとジークがコクリと頷いた。 ジルハときらり姫はケイゾウとジークに魔法、マジックバリアを掛けた。 ケイゾウ『オレとジークが先行するから、きらり姫達はサポートしながら後を着いて来てくれ。』 ジルハ『了解!ジーク、無理しないでね?』 ジルハはそう言うと、ジークはジルハに小さく微笑んだ。 ケイゾウ『…さて、準備はいいか?』 ケイゾウは腰に収めている剣を抜き、構える。 全員『OK!』 ケイゾウ達は隠れていた岩からケイゾウの号令と共に飛び出して、 一直線に関所の方へと駆け出した。
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