36人が本棚に入れています
本棚に追加
ちょっとホットした。
っていうか、かなりビビったよ。
岡崎の顔が、声が、あいつの事考えてる時に、アップで目の前は、ヤバいよ…。
思わず、デスクに頭をうなだれて溜め息をついてしまう。
あーあ、畜生だぜ……。仕舞いにゃ、仕事もはかどらない。
クッソ!
「お待たせ。はい、コーヒー」
俺の気持ちなんぞ知らない岡崎は、ニコニコとコーヒーカップを手渡してくれる。
「おう、サンキュー」
受け取る際に、指先が触れ合う。
少し、幸せを感じるな。
多分、俺は、岡崎が恋愛対象として、好きなんだろう。
それはまだ、誰も知らない俺だけの秘密。
いつか、岡崎にも気付いてもらえるだろうか………。
最初のコメントを投稿しよう!