2325人が本棚に入れています
本棚に追加
/198ページ
<ヽ`∀´> 「おらぁっ!」
( >ω、<) 「うぐっ」
狭いトイレに着くなり、いきなりのボディーブロー。ブーンの口からは唾が飛ぶ。
( ゚∀゚) 「へいへーい!」
( >ω(∴)) 「あうっ!」
ブーンは二人の玩具のように、何度も何度も、何度も何度も執拗に殴られ、そして蹴られた。
<ヽ`∀´> 「ふー、良い汗かいたニダ」
( うω(∴) 「ヴヴぅ…」
ブーンは痛みのあまり顔を押さえてうずくまっている。
( ゚∀゚) 「うっし、そろそろ戻るかぁ」
「お大事に」
そういうとジョルジュは渾身の力を込めて、ブーンの腹を蹴り上げた。
――――っ!
何とも表現のしがたい呻き声をだし、その直後、胃の奥から沸き上がってくるものをブーンは押さえられずに吐き出してしまった。
強烈な酸味が口のなかに瞬時に広がり鼻から抜ける不快感。眼前には朝食と胃液がシェイクされた物の海原が広がる。
( >Д(∴) 「うえ"ぇ」
それを見て、さらに二度、三度と何度も吐いた。吐いて、吐いて、吐いた。
しばらく吐き続けたブーンは汚れたタイルの敷かれた床の上に座り込んでグッタリとしている。
最初のコメントを投稿しよう!